体験レッスン後、入会率98%、生徒数400人を突破するなど、高く支持されているでき韓オンライン。
でき韓の講師陣は全員日本在住で韓国語教育を本業とするプロとして構成されているところも特徴です。
なぜ異国の地で韓国語を教えているのでしょうか？そもそもどのように日本に来たんでしょうか？
先生一人一人のストーリーに迫ります。今回はパク・ジュオン先生です。
パク・ジュオン先生はどんな人？
名前：パク・ジュオン（박주언）
出身：韓国ソウル
学歴と職歴：
- 1993年来日、大阪在住
- 早稲田大学教育学部教育心理専攻、同大学院修士及び博士課程修了
- 韓国語教員資格2級
- 東京コミュニケーション専門大学 日韓通訳翻訳講師
- 大阪外国語専門大学、駐大阪 世宗学堂と民団、尼崎工業高等学校、大阪所在私立大学の韓国語講師
なぜ日本に来たんですか？
留学前には出版社で編集の仕事をしていました。その時接した日本語の本に興味を持ち、仕事の傍ら会社の近くの日本語塾に学びに行きました。
ここで日本語に完全にはまってしまい、私の生活自体が日本語勉強になってしまいました。病気の時さえ日本語の本を手放せず、母に叱られたこともありました。
上級クラスまで終えてもまだまだ満足できず、 喉の渇いた鹿が小川を探すように、日本留学を決意しました。 このとき私が掲げたキャッチフレーズは、「異文化理解の第一歩は言語習得である」でした。
なぜ韓国語を教えているんですか？
指導教授の定年退職や父親の病気などで博士論文を出すことができなくなり、絶望の淵に陥っていた私に唯一の希望になったのが韓国語を教えることでした。
研究室で夜を明かし、翌朝最初の授業に入ってもどこから力が湧いてくるのか、気が付けば疲れも心配事も消え、楽しく授業をやっている自分を発見しました。
こんなに楽しくできる仕事なら、一生の仕事にしたいと思い、ソウル大学の教員養成課程を経て、韓国語教育能力検定試験を受験し、合格率わずか20％の韓国語教員資格を取得しました。
韓国語を教えることは私にとって生きる力であり、生きがいそのものです。
教える時に心がけていることは？
韓国語全般を支える私の教育観は料理を食べさせる教師ではなく、料理の作り方を教える教師になることです。
学習者自ら学習の原理を発見し、自分の意志で自己主導的な学習を行う学習者になってほしいと願い、授業中には生徒に考える時間をできる限り与えてきました。
また、外国語を学ぶことは、人間の罪によって断ち切られた意思疎通の道を再び開通させることだと思います。意思疎通能力、すなわちコミュニケーション能力(communicative competence)こそが、外国語勉強の究極的な目的であり、目標に他ならないと思います。
この目標を実現させるために、私は正確な「表記法」と「発音」が身に付けられるように力を入れて行きたいと思います。
今後の目標は？
今まで積み上げてきた経験と経歴を活かして以下のことを成し遂げたく思います。
第一に、Word, Excel, PowerPointはもちろん、Illustrator、Photoshop, InDesignなどの編集ソフト及び After Effect, Premier Pro などの 映像編集ソフトを活用し、授業に必要な書類や教具及び映像などを製作し、授業に役立たせたいです。
第二に、統計学的知識を生かして学習者のデータをより綿密かつ客観的に分析し、教授-学習の相互作用を分析することで、より効果的な教育方法を見出したいです。
第三に、あらゆる年齢層や学習形態に対応した教育経験を積むことで、予想せぬ出来事や事象に柔軟に対応していきたいです。
生徒さんに一言
韓国語の勉強がうまくいかず、悩んでいませんか。失敗のない成功は本当の成功ではないと思います。成功の本当の価値を理解できないからです。
学びながら思う存分間違える方、大歓迎です。韓国語と日本語は世界で最も類似した言語として知られています。しかし、異なる言語であるだけに微妙な違いもたくさん存在します。
皆さんのかゆいところをすっきりと掻いて差し上げます。韓国政府が発行する韓国語教員免許2級の保有者でもある韓国語プロの教師から本格的に韓国語を学んでみませんか？
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多数の著書、NHKでも活躍中 でき韓オンライン 講師 ソ・ウナ
