ハングルとは何ですか?ハングルの意味がイマイチ良く分かりません。
しんじゅさん、ご質問ありがとうございます。一緒に頑張りましょうね~♪ 根本的なところですが、意外と知らない方が多いと思います。今回はハングルの意味と由来、韓国語との違いについて説明します!
ハングル(한글)とは?
基本中の基本ですが、ハングルの意味について「でき韓」アプリ 入門編ステージ4「韓国語の基本常識」で説明があります。
・「韓国語」は、言語そのもの、全て。(文字、文法、発音など…)
・「ハングル」は韓国語の文字のことを指します!
そもそも「한글(ハングル)」の「韓(ハン)」と「文字(グル)」が組み合わさった単語なんです。
韓国語の文字
日本でNHKハングル講座が有名だからか、ハングルと韓国語が同じだと思っている方が多く、中級者でもその違いを知らない方が多かったです。
韓国語は誰が作ったの?ハングルの意味
そもそもハングル、韓国語の始まり、誰が作ったか、由来が気になる方が多いと思います。
韓国語を学ぶに際して是非知ってほしいです。
ハングルを作ったのは誰?
でき韓アプリのスタート、ステージ1の「でき韓:簡単入学クイズ」、4番問題では「韓国語の文字(ハングル)を作った人は?」というクイズが出ます。
正解は「世宗(セジョン)大王」です。
韓国で最も敬われている偉人の一人です。
Wikipediaの説明
もう少し詳細を調べると、Wikipediaではこのように説明しています。
「ハングル(한글)」は、朝鮮語を表記するための表音文字である。1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が「訓民正音」(훈민정음)の名で公布したとされている。大韓帝国の「韓(ハン)」と「文字(グル)」が由来。
Wikipedia
ハングルの由来
朝鮮時代の大王と呼ばれている「世宗(セジョン)大王」が学者、知識人のみならず、一般の庶民が手軽に学べて使える固有の言語を作って普及させよう!という思いから作ったそうです^^
韓国語50音:ハングル文字一覧表
ハングルの意味と由来が分かったところでハングルを覚えてみましょう!
ハングルは表音文字で英語のアルファベットのように読み方が覚えやすく、一度覚えると全ての文字が読めるようになります。
「音節表、反切表、あいうえお表」と呼ばれる韓国語50音を用意しました。こつこつ覚えていきましょう。
基本母音と子音(平音、激音、濃音)、合成母音です。
言語学習において「音読」はとても大事です。声に出して読みながら覚えてください^^
【平音】
韓国語の平音をカタカナ表記で覚え、余計に強めに読む傾向がありますが、濁る音なので、弱めに読むのがポイントです。
【激音】
韓国語の激音を文字通り、息を吐き出して強く読みます。日本語は全般的に発音が穏やかで弱いことから、韓国語の激音が平音っぽく弱くなる傾向があります。
唾が飛ぶほどに強く読みましょう。(しかし、人に唾が飛ばないように注意^^)
【濃音】
韓国語の濃音は日本語に文字がないことから、皆さんが最も苦手な発音です。
ポイントは以下の3つ。
2.日本語の「いっぱい」の「っぱ」に近い
3.トーンを中国語のように高く!
【合成母音】
韓国語の合成母音は基本的には日本語に全てある発音です。
「의」が日本語になく間違える方が多いです。
カタカナ表記に頼らずネイティブの音声を聞きながら、文字を読みながら覚えましょう。
ハングル文字一覧表と韓国語50音の音声はこちらです。聴きながらハングルをマスターしましょう↓
【韓国語50音】勉強はここから!ハングル文字一覧表の読み方・覚え方|PDF・音声付き
映画『王の願い ハングルの始まり』
ハングル誕生の秘話を題材にした映画『王の願い ハングルの始まり』も非常に面白くて勉強になります。
韓国語を教えている私もとても興味深く観ました。
た映画『王の願い ハングルの始まり』公式HP
https://hark3.com/hangul/
ハングルとは?意味と由来 まとめ
いかがでしょうか?
今回は、ハングルとは?意味と由来、韓国語との違いについて解説いたしました。
韓国語を勉強する前に常識として、ハングルの意味をしっかり覚えてほしいです。
この記事のまとめ
- 「ハングル」とは「韓国語」の一部。「韓国語の文字=ハングル」
- 「ハングル」は1446年、世宗(セジョン)大王が「訓民正音」の名で公布
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