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今回は日本で使っているスマホ、データがそのまま韓国で使える一番便利でお得な携帯会社、格安SIMカードを紹介しようと思います。
私が管理している最大の日本在住韓国人コミュニティーで行ったアンケート結果に基づき、人気のキャリアを紹介・比較しますので最後まで読んでください^^
日本に来る韓国人は騙されていた
私が日本にきた2012年当時に契約した携帯会社(キャリア)は、韓国の某コミュニティーで知ったsimカード+WiFi商品でした。
どこの会社の回線なのかも知らないまま、韓国で使っていた携帯電話がそのまま日本でも使えて、しかもWiFiも使えるというので契約しました。
しかし、インターネットの速度が遅い、いつもWiFiを持ち歩かないといけない、バッテリーもあっという間に切れて、大事なデートを台無しにしたこともありました。
料金も月々4千円台だったので安くありませんでした。多くの留学生、就職に来る韓国人は現地の事情があまり分からないので、騙されているわけです。
その後、10年間ライフスタイルに合わせて、よりお得で韓国でも便利に使える携帯会社(キャリア)を複数使ってきました。
日本在住韓国人に人気の携帯会社(キャリア)は?
日本に在住している韓国人にはどのキャリアが人気でしょうか?
日本最大の韓国人コミュニティー「日本韓国人会」では毎年アンケートを行っています。
日本市場は?
まず日本市場全体はいかがでしょうか?
2022年の調査によると、NTTドコモ→AU→ソフトバンクの順でした。
去年の調査ではもっと詳しい順位が分かりました。NTTドコモ→AU→ソフトバンク→楽天モバイル→ahamo→POVO→LINEMOの順でした。
MVNOと呼ばれるいわゆる格安SIM(オフライン店舗や専用通信網を持たない通信会社)の利用者は2022年15.8%でしたが、物価や光熱費の高騰、大手通信会社が発売した低価格ブランドのahamo(アハモ)、POVO、LINEMO(ラインモ)の登場やマーケティングにより毎年増えています。
人気キャリア総選挙
「日本韓国人会」で行ったアンケート「人気キャリア総選挙」の結果を発表します。
2021年調査では韓国のSKテレコムと言えるドコモが1位、続けてソフトバンク→au→ラインモバイル→楽天モバイル→ワイモバイル→mineoの順でした。
日本全体の順位に比べると、ソフトバンクの順位が高く、格安SIMの利用率も高いことが分かりました。一人暮らしの留学生や会社員が多いので、料金を抑えようとする努力が原因だと考えられます。
2022年は大きく変動があり、au→ドコモ→アハモ→楽天モバイル→ソフトバンク→ワイモバイル→LINEMOの順でした。
1年ぶりに3位だったauが1位に、ドコモが2位に下がったことが分かり、NTTの低価格ブランドであるアハモが3位に浮上しました。
ラインモバイルの新ブランドLINEMOがUQモバイルを押さえ、7位にランクインした点も大きな変化でした。
尚、格安SIMカードで料金が割安で、なんと韓国でも今のスマホのままデータまで別途料金なしで使えるアハモと楽天モバイルが人気であることも分かりました。
大手携帯会社と格安SIM(MVNO)の違いは?
2022年新しいブランドが誕生し、ランクインした格安SIM。そもそも一般人には分かりづらい大手携帯会社との違いは何でしょうか?
シンプルに分けると大手通信会社3社はNTTドコモ、ソフトバンク、au。そして大手通信会社のサブブランドや格安SIM会社(MVNO)で楽天モバイル、ahamo(NTT系列)、povo(au系列)、LINEMO(ソフトバンク系列)、Y!mobile、UQmobile、IIJmio、mineoなど、様々な会社があります。
格安SIMのメリット
違いは価格です。 格安SIMは通信回線を大手通信会社から借りるので、その分コストが下がり、料金が高くても3千円前半とお得です。
オフライン店舗を持たずにオンラインでシムだけ注文したり、端末をセットで購入し、購入者本人がはめ込むので多少面倒ですが、通信料を節約できます。
格安SIMのデメリット
短所としては、端末紛失や故障など、緊急事態の際に店舗でサポートしてもらえない、大手キャリアに比べて使える最新機種が少ない、大手キャリアからEメールの提供がない、通信の質が落ちる、ラインID検索ができない・・・ などが挙げられます。
しかし、最近は格安SIM会社でも対応する最新機種を増やしていて、体感できるほど通信速度の差はない、キャリアメールはほとんど使わない、ラインIDは電話番号やQRコードで検索することが多く、毎月の通信費を節約したいなら、格安SIMがおすすめします。
最近、市場に出たブランドは韓国や海外でもそのままデータが使えるなど、利点も増えています。
注意点
格安SIMに乗り換えする際に最も大事なところは、格安SIMが今の端末で使えるか、ロックが解除されているかです。今の端末をそのまま使いたい時や端末を別途購入する時は要注意です。
まずSIMを決めたら、対応する機種をきちんとチェックした上でSIMを注文しましょう。
通信費を節約し、韓国でも便利に使おう!おすすめ格安SIMカードは?
楽天モバイルが自社通信網を使った安さとマーケティングを武器に加入者を一気に増やし、市場で大きな変化を起こしました。
これに伴い、大手通信会社が安価なサブブランドを続々と発売し、莫大なマーケティングで顧客争奪戦になっています。日本在住韓国人も上記アンケート結果から分かるように乗り換えた人が多かったです。
私は過去10年間ワイモバイル、IIJmio(IIJミオ)、ラインモバイル、楽天モバイル、LINEMOと、様々な通信キャリアを使ってみました。
特に最新端末にこだわりがなければ、中古市場で新品や中古を安く購入し、格安SIMカードを別途購入するのが最も通信費を節約できる方法です。
機種の分割払いがなく、契約期間もないため、いつでも乗り換えることができ、月々の携帯料金を2千円台程度でセーブすることができます。
通話品質とインターネット速度ではワイモバイル、UQモバイル、ラインモバイルが上位にランクインしています。(出典:kakakumag.com)
私が使ってみた経験とコミュニティーのアンケート結果に基づき、様々なプロモーションを行っているおすすめ携帯会社(キャリア)と長所・短所をご紹介します。
(※「本ページはプロモーションが含まれています」)
ahamo(アハモ)
アハモはドコモがオンライン専用の格安サブブランドとして発売し、ドコモブランドというところもあり、人気を集めています。日本在住韓国人も最も多く使っている格安SIMです。
料金は30ギガ2970円のワンプランです。日本国内5分通話料が無料、無制限通話オプションが1100円でとてもお得です。そして、韓国を含む、海外82の国で日本で普段使っていたデータをそのまま使えるというところも人気の要因です。
コロナによる旅行制限もほぼなくなっているので、韓国で面倒と追加料金なしで(30ギガを使い切ったら550円/1GBで購入)スマホを使いたい人には大きなメリットです。
ただ、30ギガワンプランなのでデータを普段たくさん使わない方には合わないかもしれません。
韓国や海外でも自分の携帯のまま30ギガを別途料金なしで使いたい方に最適です。
・メリット:韓国で30ギガまで使える!トコモブランドで繋がりやすい、通信が安定
・デメリット:普段データをあまり使わない人には向いていない
ahamo(アハモ)をもっと詳しく知りたい場合はこちら↓
韓国で30ギガ無料?在住韓国人 おすすめのスマホ・携帯会社 ahamo(アハモ)
楽天モバイル
楽天モバイルは1年無料という破格のマーケティング(現在は終了)と自社通信網とアプリを使った通話料無料、分かりやすいワンプランで人気を集めました。
料金は、3ギガまで980円、20ギガまで1980円、無制限2980円で料金プランがシンプルです。
新規加入すると13000万円分の楽天ポイントが貰えて、韓国を含む73の国でデータを2ギガまで使えるので、追加料金なしで韓国でもデータが使えます。(2ギガ以上は500円/1GBで購入)
私も先日韓国に2年ぶりに訪問した時に問題なく使うことができました。
去年はカカオトークの電話が途中で切れるなど、通信が不安定なところがありましたが、最近では品質問題が改善され、大手通信会社の満足度1位を占めました。
毎月使うデータ量によって勝手に料金が安くなったり、無制限も2980円、韓国でも無料インターネットを2ギガまで使えて、専用アプリ(楽天モバイルリンク)で国内通話料も無料なので十分なメリットがあります。
自宅や会社でWiFiを使い、普段データをあまり使わない、インターネットの品質よりも料金を優先的に下げたい方には楽天モバイルがおすすめです。
・メリット:韓国で2ギガまで使える!無駄なくデータが使えて電話も無料で使えるので魅力的
・デメリット:自社回線・パートナー回線を使うため、通信が不安定
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楽天モバイルをもっと詳しく知りたい場合はこちら↓
韓国旅行中も日本のスマホが無料で使える?おすすめのSIM・キャリア 楽天モバイル
ジェイコムモバイル(J:COMモバイル)
J:COMモバイルは、日本のケーブルテレビ事業者であるJ:COMが提供する格安SIMサービスです。
ジェイコムはAU子会社なので回線はAUを使用していて、料金は1GB:1,078円、5GB:1,628円、10GB:2,178円、20GB:2,728円(税込)です。
J:COMモバイルの場合、ジェイコムの既存サービス(ケーブルテレビ、インターネット、固定電話、電気)を使う顧客を中心にユーザーを集めているので、セットで使うとスマートフォンをどの通信会社よりも安く使うことができます。
例えばJ:COMモバイルとインターネットやテレビ、固定電話、電気のどちらかをセットで使うと、1,078円 1ギガプランを5ギガに増量して使うことができ、とてもお得です。
家族5人まで適用されるので、セットプランを家族で使うことも多いです。
残りのデータは翌月に繰り越され、どんどん溜まるところ、60歳以上の方は5分以内の通話かけ放題プランが半年間無料で使えるところもメリットです。
特にケーブルテレビの場合、J:COMの日本国内の有料ケーブルテレビシェアが51%ということなので、J:COMのサービスをすでに利用している方に特におすすめです。
・メリット:インターネットやテレビ、固定電話、電気などJ:COMサービスをセットで使うとスマホ料金が最安値に
・デメリット:J:COMのサービスとセットで使わないと(データ盛を使わないと)そこまで安くならない
ワイモバイル(Y!mobile)
ソフトバンクのサブブランドで格安SIMの中でもサービス期間が長く、認知度も高いです。日本でもユーザー数が大手通信会社に次いで4位にランク、通話品質とインターネット速度が最上位に毎年ランクされています。
料金プランは、3ギガで2178円、15ギガ3278円、25ギガ4158円と格安SIMとしては他社より高めです。
ただ、ワイモバイルは品質に優れ、家族割引適用で990円、2090円、2970円と安く使えるのでコスパがいいです。
韓国や海外ではLINEMO同様、国際ローミングを申し込み、「海外パケットし放題」を購入すると、一日25MBまで2,178円、25MB以上は3,278円で無制限で使えます。
以下のリンク限定で現金2万円のキャッシュバック、ペイペイを使うなら更に10000ポイントがもらえます。
・メリット:インターネットと通話品質が優秀、家族割でお得に使える
・デメリット:韓国や海外ではローミングの申込、パケットを購入しなければならない。料金が割高
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LINEMO(旧ラインモバイル)
ラインモは3ギガまで990円(税別)、20ギガ2728円の2つのプランで、格安SIMの中でも料金が安いです。
新規加入や他社から乗り換えれば、ペイペイキャッシュバックしてくれるなど、親会社(ソフトバンク)が同じことからペイペイとコラボイベントも開催しています。
WiFiを主に使い、月々の使用データが3ギガ以内、電話の使用も少ない方におすすめです。
LINEMOは会員専用ページで「国際ローミング」を事前に申し込みし、韓国を含む235の国、ほぼ全世界で自分のスマホを使うことができます。
ただ韓国や海外で使う場合、国際ローミングを事前申請し、「海外パケットし放題」(一日25MBまで1,980円、25MB以上は2,980円で無制限)か「海外あんしん定額」(一日3ギガ980円、3日間9ギガ2940円)を使うことになりますが、料金が高いです。
・メリット:ソフトバンク回線で5Gが安く使える。普段WiFiをよく使う人にはお得!
・デメリット:韓国や海外ではローミングの申込、パケットを購入するが高い
おすすめの携帯会社、格安SIMはどこ?まとめ
いかがでしたか?日本在住韓国人に人気の携帯会社(キャリア)、おすすめ格安SIMを比較分析し、紹介しました。
この記事のまとめ
- 無料通話5分、韓国でも20ギガを手軽に使いたい方
アハモ(ポイント還元イベント中)使ってみる - 国内電話無料、韓国でも2ギガ、無駄なく使いたい、コスパ優先なら
楽天モバイル(楽天ポイント13000円キャッシュバック)使ってみる - ケーブルテレビ、インターネット、固定電話、電気などジェイコムサービスを利用しているなら
J:COMモバイル(スマホ最安値で)使ってみる - 家族割引で品質優先、最大キャッシュバックがもらえるところは
ワイモバイル(現金2万円+ペイペイ最大1万円)使ってみる - 普段WiFiを使い、月々使うデータが3ギガ以内、電話使用が少ない方は
LINEMO(ペイペイポイント還元イベント中)使ってみる
韓国や外国に出かけることも念頭に入れて普段使うスマホ代を節約したいですか?
この記事をご参考に自分に合った携帯会社と料金プランに是非乗り換えてみてください^^
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