韓国語勉強をお手伝いする『でき韓オンライン』のパクです。
韓国語学習に役立つ情報とともに、韓国文化やトレンドも発信しております。
私は日本でフェイスブック最大の韓国人コミュニティ「日本韓国人会」を管理しています。このコミュニティーでは日々生活に関する様々な質問や情報が投稿されます。
その中でも多いのが日本でお得で更に韓国でも普通に使えるクレジットカードに関する質問です。
今回は私が使ってみた経験と在留韓国人のおすすめを参考に韓国で使えて日本でもお得なクレジットカード7選をご紹介したいと思います。
日本もキャッシュレス化が進み、クレジットカードやペイを使っている方が増えています。そもそもクレジットカードは必要なのか、メリットとペイとの違い、韓国で使うために必須となる国際ブランドなどの情報もまとめてご紹介します。
クレジットカードのメリットは?
クレジットカード決済の割合が80%に及ぶクレジットカード大国の韓国、私もソウルで会社員だった時代は映画館デートする時、テーマパーク、スキー場など、いろんなシーンでクレジットカード割引を利用していました。
日本もコロナ過を機にクレジットカードやペイを使う方が増えているそうです。
お金の無駄遣いを心配し、クレジットカードを持たない方もいますが、クレジットカードは次のようなメリットがあります。
- 現金を持たないキャッシュレス生活が可能
- 海外でも支払いが可能(韓国や海外に行くなら便利)
- 分割払い、リボ払いなど、様々なお支払い方法が可能
- ポイント還元などの特典と付帯サービス
特に韓国は数百ウォン(10円)単位もクレジットカードを使うほど、クレジットカードが殆どの店で使えます。
そして、レジで慌てながら現金払いする必要もないし、カードによっては海外旅行保険が付帯していたり、空港のラウンジが使えるなど、海外旅行がもっと便利で楽になります。
何より日本での普通の生活がお得で便利ですよね。
ペイとの違い
日本も今はペイが全国に広がるなど、キャッシュレス化が進んでいます。
そもそもペイとクレジットカードの支払いがよく分からない方もいるはずです。
ペイとは?
ペイは韓国語では「手軽決済(간편결제)」、日本では「モバイル決済」ともいいます。QRコードをタッチしたり、リーダー機に読み込ませ5秒以内に決済が完了する仕組みです。
チャージされているキャッシュを使ったり、クレジットカードを連動させ、後払いで使うことができます。
さらに、ペイは同じペイ間で個人送金も無料で手軽に行うことができてとても便利です。
クレジットカードとは?
クレジットカードはカード所有者の信用を担保に後払いするもので、決済限度内で自由に使った後、請求書を貰ってまとめて支払う仕組みです。
店ではリーダー機にカードを差し込み、金額によってはサインなどの手続きが必要で、10秒前後の時間がかかります。
メジャーペイの場合、クレジットカードも発行しているので(ペイペイ→ペイカード、楽天ペイ→楽天カード、ラインペイ→ラインペイビザカード)、よく使うペイにチャージされるカードがあると便利です。
韓国でクレジットカードが使えない?危ない?ビザ、マスター、JCBの違い
韓国でクレジットカードが使えない?危ない?
そもそも韓国で日本で使っていたクレジットカードが使えないと考えたり不安に思う方も多くいるようです。
結論から言うと使えます。国際ブランド付きのカードであれば問題ありません。
国際ブランドですが、ビザ、マスターなど、馴染みのブランドがあり、そもそも何なのかクレジットカードとどんな関係なのか私も個人的に気になるところでした。
国際ブランド7つ
国際ブランドとは、世界中の国や地域で使用できるクレジットカードブランドのことです。 クレジットカード申請時に追加で国際ブランドも選択しなければなりません。
国際ブランドが付いているカードを持っていれば、世界中の加盟店でカードが利用できます。代表的な国際ブランドとして以下の7つがあります。
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- 銀聯(ぎんれん)
- American Express(アメリカンエキスプレス)
- JCB(ジェイシービー)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
- DISCOVER(ディスカバー)
この中でビザ、マスターが最も加盟店の多い国際ブランドとして知られています。
JCBは日本発のブランドで国際加盟店がビザ、マスターに比べると少なく、韓国の場合、BCカード、LGカードなど、現地のカード会社と提携しているものの、使えない場合もあるので、他のブランドと2枚持っていれば安心です。
海外でクレジットカードが危ないと考える方もいましたが、韓国人コミュニティーで多くの日本在留韓国人が韓国でも普通に日本のクレジットカードを使っていて、何か被害になったという報告は一度もありませんでした。
南アフリカ共和国、東南アジアでタクシーで使ったら勝手にカードの情報が乗っ取られ、使われたという被害はありましたが、韓国は安全です。
クレジットカード選択のポイント
クレジットカードは種類が多すぎて、選ぶのがとても難しいです。
私が韓国で10年、日本で10年クレジットカードを使った経験と専門家の意見を基にクレジットカード選択のポイントをこのようにまとめました。
- ポイントの使用が便利で容易なのか
- 年会費と還元率
- よく利用するサービス、お店、ショッピングモールの提携カードなのか
ポイントの使用が便利で容易なのか
これは日本で普段の生活に使う場合の話ですが、ポイントがよく貯まるか以上に大事なのが、せっかく貯めたポイントが使えるかです。
日本の場合、メジャーポイントとしては楽天ポイント、Tポイント、dポイント、Pontaポイントなどがあり、これらのポイントは利用権が広く加盟店が多いため、よく溜まりますし、使いやすいです。
年会費と還元率
2つ目として、年会費と還元率、この記事では私が使っている年会費無料カードを中心に還元率を比較してみます。
よく利用するサービスの提携カード
最後によく使うサービス、お店、ショッピングモールの提携カードを選ぶと特典が付き、ポイントが貯まりやすいです。
たとえばオンラインショッピングモールの楽天市場、楽天ブックス、楽天銀行など楽天系列のサービス→楽天カード、アマゾンショッピング→アマゾンカード、イオンスーパーやイオンモール→イオンカード、ビックカメラ→ビックカメラスイカカードを選ぶ方法です。
カードは通常、申請後1~2週間後に自宅に届きます。
ここからは年会費無料で、日本の普段の生活でお得、韓国でも普通に使えるクレジットカードをご紹介していきます。
楽天カード
韓国人コミュニティーでも最もおすすめされているカードです。外国人でも審査が通りやすいと言われていて日本のクレジットカードユーザー数調査でも1位でした。
おすすめポイント
・年会費が永久無料
・還元率 1.0%(100円決済で1円)
・楽天市場利用時、還元率3.5%、グループサービス使用時、最大14.0%
・加盟店が多く、ポイントが使えるところが多い
年会費無料なのに100円あたり1ポイントで還元率も高いです。
楽天ペイにチャージも可能で、楽天市場/証券/銀行などポイントの還元率が上がる系列サービスが多く、何より貯まったポイントを使えるところが多いのが人気の理由です。
申込みと初回使用で5千~7千ポイントが貰えるプロモーションも人気の要因です。
アマゾンマスターカード
アマゾンやコンビニで買い物をするなら、アマゾンマスターカードがおすすめです。
おすすめポイント
・年会費が永久無料
・基本還元率 1.0%、Amazon使用時、還元率が最大2.0%
・コンビニ3社では還元率1.5%
日本1位のオンラインショッピングモールであるアマゾンで買い物が多い方、アマゾンプライム会員の方におすすめです。
以前の年会費1375円が最近リニューアルで無料になり、ポイントはアマゾンで購入するとプライム会員2.0%、プライム会員以外は1.5%貯まります。
日本三大コンビニのセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンでは1.5%、基本還元率も1%なのでメインカードとしてもいいです。
リクルートカード
リクルートカードは、私たちがよく知っているホットペーパーグルメ、ホットペーパービューティー、宿泊予約サイトじゃらんなど、様々なサービスを展開しているリクルートが発行するクレジットカードです。
おすすめポイント
・還元率が1.2%で年会費無料カードの中で最大
・貯まったポイントはPontaポイントやdポイントに交換可能
・通信費及び光熱費決済も1.2%還元(楽天は0.2%)
リクルートカードの最大のメリットは、高い還元率です。 どこで使っても、100円あたり1.2%が貯まります。
リクルートインターネットサービスであるホットペーパーグルメ/ビュティ、じゃらんで決済すると最大4.2%が貯まります。
毎月払う光熱費や携帯電話料金の還元率が低い他社カードと違って、同じく1.2%が貯まるのも特徴です。
貯まったリクルートポイントは提携店で使用でき、メジャーポイントのPontaやdポイントにも交換できます。
エポスカード
エポスカードを使うという方も多かったです。
おすすめポイント
・年会費が永久無料
・マルイ店舗で当日受領可能
・スターバックスカードにチャージするとポイント2倍
・イオンシネマ 400円割引(1400円)
基本ポイント還元率は0.5%で低めですが、盗難紛失時の損害を全額補償、決済の度に携帯電話の方に決済通知が来るところも評判です。
スターバックス、イオンシネマをよく利用される方にもオススメです。
イオンカード
イオン系の利用が多いなら検討すべきカードです。
おすすめポイント
・年会費が永久無料
・イオン系列店舗で1%貯まる
・毎月20、30日は5%割引、5が付く日はポイント2倍など、特典が多い
・イオンシネマでいつでも300円割引
基本ポイント還元率は0.5%で低めですが、イオン系のイオンモール、マイバスケットスーパーなどを利用する場合は1%貯まります。
イオンは系列会社が多く、貯まったワオンポイントは使いやすいところもメリットです。
私の場合、イオン系列会社であるドラッグストアウェルシアをよく利用していて、ここで決済すると、ワオンとTポイントが両方1%貯まるので、サブとして使っています。
ペイペイカード
普段ペイペイやヤフーショッピングをよく使うならペイペイカードも便利です。
私はペイペイの使用が増え、最近申し込みました。
おすすめポイント
・年会費が永久無料
・還元率1.0%、使用実績に応じて最大1.5%
・ヤフーショッピング、LOHACOで最大ポイント5%還元
・ペイペイに連動できる唯一のカード
新規加入&3回利用すると、最大5,000円相当のペイポイントがもらえ、ポイントは現金のようにペイペイで使用できます。
ペイペイに連動して後払い設定しておけば、ペイをクレジットカードのようにチャージする必要なく後払いで使用できます。
ビックカメラ スイカビューカード
モバイルSuica利用者でビックカメラで買い物をするなら、ビックカメラSuicaカードがおすすめです。
おすすめポイント
・年会費が実質無料
・ビックカメラポイントとJREポイント同時に貯まる
・ビックカメラで利用時、10.0%還元
私の場合、モバイルSuicaのオート―チャージ機能が必要で使っています。
年会費は初年度無料、1回でも使ったら次年度も無料なので年会費は実質無料です。
普段、電車を利用する際にスイカを使う方なら、オート―チャージで1.5%のJREポイントも貯まりますので、サブとして使ってもいいと思います。
日韓で便利お得!おすすめのクレジットカードは?
いかがでしたか? 在留韓国人がおすすめするお得で便利なクレジットカード7選を比較分析してみました。
まとめると、このようになります。
この記事のまとめ
- 日本ユーザー1位、高還元率、ポイントを使いどころが多い楽天カード [クリック]
- アマゾンとコンビニエンスストアの使用が多い方Amazonカード [クリック]
- 基本還元率最大、リクルートサービスのご利用が多い方リクルートカード [クリック]
- 携帯決済通知、盗難時の補償など、アフターサービスが良いエポスカード [クリック]
- イオン系列の利用が多い方イオンカード [クリック]
- ペイペイ決済が多い方ならペイペイカード [クリック]
- モバイルスイカの利用とビックカメラ決済が多い方ならビックカメラ スイカービューカード [クリック]
クレジットカードと共に韓国旅行をもっと楽しんでくださいね♪
こちらの記事もご参考にしてください↓
日本のスマホが韓国で使えてデータが無料?在留韓国人おすすめの格安SIM、キャリアを比較
韓国人に出会える?在留韓国人がおすすめする安い不動産・賃貸・シェアハウスサイト
日本から韓国へ送金 おすすめ 手数料が安くて便利な6社を徹底比較